●営業の経過および成果
 当事業年度におけるわが国経済は、企業の設備投資の増加や雇用情勢の改善などにより緩やかな景気の回復が続いていましたが、サブプライムローン問題を背景とする米国経済の減速や原油価格の高騰等により景気の先行きは一層の不透明感の中で推移しました。
 小売業界を取り巻く環境は、食の安全を脅かす中国製冷凍ギョーザ事件、食品偽装問題の多発、さらに、同業他社や他業態との価格競争も激しく、ますます厳しい経営環境が続いております。
 こうした中で当社グループにおきましては、地域に密着するスーパーマーケットとしてお客様からの高い支持、信頼をいただけるよう、営業企画として好評いただいております「木曜特売市」「日曜新鮮市」「月曜特売98円均一」のさらなる充実に努めてまいりました。生鮮食品につきましては、岡崎食品加工センターを有効に活用することにより、安心安全を第一に味・鮮度にこだわった商品の充実に努めてまいりました。一般食品につきましても、味に特色のある「こだわり商品」の展開を進めました。また、発注、単品管理のシステムを改善することにより発注精度を高め、在庫の適正化、商品ロスの削減に取り組んでまいりました。寿司、惣菜部門を担当するドミーデリカにおきましては、品揃えの充実、味、品質の追求をした結果、店舗全体の集客力に大きく寄与いたしました。
 店舗の状況につきましては、平成19年6月に東郷店、平成20年4月に岡崎駅東店を開設、また当社のドミナントエリア内にある同業他社2店舗を取得し、平成19年9月に吉良店、同年10月に鶴城店として開設いたしました。さらに平成19年9月に若林店の全面改装、同年12月に幸田店の改装を実施し、地域密着の品揃えと買回りしやすいレイアウトへ変更し好評を得ております。
 以上の結果、当事業年度の営業成績につきましては、営業収益は297億15百万円(前期比7.2%増)、利益面につきましては、仕入原価の上昇による売上総利益率の低下、また、新店及び改装店舗の開店経費・改装費用がかさんだことや、税制改正等で減価償却費が増加したこと等により経常利益は1億56百万円(前期比58.8%減)、当期純利益は82百万円(前期比44.8%減)となりました。また、連結の営業成績につきましては、営業収益は318億96百万円(前年同期比7.7%増)、経常利益は2億86百万円(前年同期比42.0%減)、当期純利益は1億65百万円(前年同期比23.7%減)となりました。
部門別の売上状況は以下のとおりであります。
 
期別

部門
第 66 期 第 67 期 増 減 率
(%)
売 上 金 額
(千円)
構 成 比
(%)
売 上 金 額
(千円)
構 成 比
(%)
食品部門 22,230,792 80.2 24,364,493 82.0 9.6
生活関連部門 2,228,536 8,0 2,001,887 6.7 △10.2
衣料品部門 2,465,593 8.9 2,467,691 8.3 0.1
26,924,922 97.1 28,834,073 97.0 7.1
不動産賃貸料収入等 790,349 2,9 881,742 3,0 11,6
合  計 27,715,271 100.0 29,715,816 100.0 7.2
 
●会社が対処すべき課題
 今後の見通しにつきましては、原油価格の高騰等による個人消費の低迷や新規の出店等、小売業界を取り巻く環境は、ますます激しく厳しさが続くものと予想されます。
当社グループといたしましては、食品の、安全・安心を第一に、岡崎食品加工センターを核とした商品調達力の強化と物流のさらなる効率化を推進し、新鮮で価値ある商品をより低価格にて提供できるように努めてまいります。また新規出店や既存店の改装においても積極的な姿勢を崩さず、三河地区を中心により一層のドミナント化をはかり、企業体質の強化と業績の向上をはかってまいります。